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2018年12月4日火曜日


実験的アプローチによる材料設計
                               期間:2018/10/29()2018/11/27()


 概要:本留学では、インドネシアで最も優れた理工系大学と評されるバンドン工科大学(Institut Teknologi Bandung : ITB)を訪れました(1)。約1か月間、自然科学部物理専攻フォトニクス研究室に所属し、表面プラズモン共鳴に関する実験を行いました。三重大学では理論計算研究を専門に行っているため実験を行うのは初めての経験でした。普段理論設計している金属薄膜を実際にスパッタリングにより作成したり(2)、作成した薄膜の物性を表面プラズモン共鳴によって計測したり、最後に研究成果を発表して議論を行ったり(3)、非常に貴重で興味深い経験を積みました。

また、現地の学生と深く交流を持ち、彼らと夕食を共にしたり、旅行に行ったり、物理に関すること以外の話題についても異なる視点からの意見を聞くことが出来たことも忘れられない思い出です(4)。帰国後も彼らと連絡を取り続けており、異なるバックグラウンドを持ち異なる価値観を持つ友人を数多く作れたことも、本留学での最も大きな成果の一つであると言えます。
この1か月は、私の価値観を大きく変え、私の世界を広げる出来事で溢れる1か月でした。この素晴らしい貴重な経験を糧に、これからも広い視野を持ち続け、いずれ世界で活躍できる人材になるという決意を忘れることなく、これからも精進して参ります。
最後になりましたが、このような貴重な機会を与えてくださった三重大学工学部同窓会グローバル人材育成プロジェクトの皆様、また、私を温かく迎えてくださったインドネシアの皆様に感謝と御礼を申し上げます。





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